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メーカーへSEとして転職した場合のメリット・デメリット


メーカーでのSEの仕事は、主に自社製品向けのソフトウェアの開発になります。いわゆる組み込み系と言われる職域です。メーカー規模にもよりますが、製品向けソフトウェア開発は高度な技術が要求されますから、メーカーへSEとして転職するのは自分のスキルのステップアップと捉えることが必要です。メーカーの場合上級のSEでもコンサルでも納期に関係なく忙しいため、「楽をしよう」と転職する人にはお勧めできません。

また大手になると自分で仕事がこなせるようになれば、海外を飛び回ることになります。海外といっても、メーカーの場合は労働力の安い地域となるので具体的には東南アジアや中国などが中心になります。そこで、現地の人達にシステムの説明をしたり修得を指導したりしなくてはなりませんから、コミュニケーション能力と、現地になじめるタフさが必要になります。

メーカーの場合は、技術面での苦労もけっこうあります。システム開発のプロジェクトにおいて、新開発技法や新技術などを導入すると一から勉強をしなくてはなりません。苦労はしますが、その分技術者としてのキャリアは積み重ねることができます。メーカーのSEは特にシステム構築に使うハードウェアやソフトウェアの技術的な知識を習得していく必要に迫られます。

メーカーでSEとして働く場合、人間関係も大切です。メーカーのソフト開発に関しては社内で進めていくものなので、社外の顧客との対人ストレスは少ないでしょう。ただしソフトウェアの開発は必ずチームで行われますから、チームワークは絶対条件になり、コミュニケーション能力が問われることになります。

メーカーへSEとして転職したい

メーカーへのSE転職の場合はこれまでのキャリアが求人と合致しているか難しいところでしょう。組み込み系の経験があれば採用の可能性も上がると思いますがSIerでソフト開発してました、とか金融系なら任せて下さい、という方にはキャリアのアンマッチが起こってしまいます。

もう1つはサポートSE、プリセールス、ヘルプデスク系のSEなら可能性はあると言えます。専門的な知識は入社後に得るとして人対人のスキルや管理力が問われるこれらの仕事の経験があれば業務に慣れるのも早いでしょう。最近は何故かヘルプデスクの仕事が多いと聞いたことがあります。未経験の人材でもヘルプデスク系とPHP系とで取り合いになってる様子です。この需要と供給のバランスがいつまで続くかわかりませんが。求人というのはその時代で需要も供給も変化していくのが面白いですね。