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SEが大企業に転職するための条件とは


就職氷河期といわれる昨今、大企業に人気が集まる中、ほんのひと握りの人しか内定をもらえず結局中小企業のIT関連会社に就職を決めてしまったという人も多いでしょう。しかし、やはり大企業への憧れは捨てきれず、SEとして経験や実績を積み重ねた上で、再チャレンジしたいという人も多いはず。そうしたSEの採用状況はどうなっているのでしょう。

大企業としては野村総研・NTTデータ・IBM・富士通・NECなどが挙げられます。野村総研の年収は、水準の中でも相当高い部類にはいり、30代では平均年収850万円です。NTTデータは日本最大のインフラ会社で、30代の平均年収は617万円。IBMは業種によってかなり差がありSEアナリストの平均年収が600万円。マネージャーとなると911万円となります。ITベンダーとしては国内1位を誇る富士通は平均年収804万円で、NECもほぼ同じくらいです。

「大企業に入れば安定している」「大企業に入ってスキルアップしたい」というだけでは、面接官を説得することはできません。大企業への転職を成功させるためには、技術的なことはもちろんですが、リーダーとしての資質が採用基準になることも多いようです。SEは技術者ということで、コミュニケーションが苦手という人が多い傾向がありますが、そのような中でもプロジェクトリーダーとしての実績をアピールして、高いコミュニケーション能力を示すことが採用の決め手にもなります。

管理能力、コミュ能力、リーダーシップが必須

いずれも難しいという印象のあるスキルですが、一つ視点を変えれば難しいことではありません。企業がどんな人材を欲しているかを考えれば良いわけです。まず企業は株主の意向にもとづいて事業活動を行っています。株主が選出した社長、その下の部長、その下の課長、という具合にトップダウンで意思が伝達されてくるわけです。となれば株主、社長レベルの視野と考え方を保有していればOKなことになります。平社員として自分のやり甲斐だけを求めたり、興味のある分野だけ手を出したいという意思では難しくなってくるでしょう。

また、大企業ということになると学歴フィルタが当然発生すると見て間違いありません。多くの企業では、また転職サイトでは、学歴フィルタは無い、ということを謳っていますがそうではありません。学歴がある人材のほうが最初から一定の水準を超えている人材だと認知されています。勿論学歴がなくても優秀な人はいますけど、相対的に見て少ないのでそこに時間をかけて採用するようなフローにはなっていません。