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中小企業へのSE転職。そのメリットとデメリット


SEが働く中小企業では下請け仕事が多く、どうしても親会社や取引先のムリな納期に応えなければ、受注量が減らされてしまうなど弱い立場にいます。カットオーバーが近づくと、土日の休日も返上で1日15時間以上の勤務も珍しくありません。また、常に見積もり競争にあるため、経費削減のために残業代も出ないという限りなく「ブラック企業」に近いという中小企業もあることは確かです。

そんななかでも、転職先として中小企業で働く良さはたくさんあります。たとえば、組織が非常にコンパクトになっている分トップダウンはスムーズで、創業社長のビジョンなどダイレクトに伝わってくるという点で、社長の考え方に共鳴できれば非常にやりがいのある職場になるでしょう。

下請け仕事が多い中小企業ですが、大手では経験できないこともたくさんあります。とくに入社間もない若手社員の活躍の場が与えられているという点では非常に恵まれているといってもいいでしょう。たとえば大手企業では受注額500万円くらいの小さな案件はすぐに下請けに出してしまうでしょう。しかし中小企業の場合なら、こうした案件を経験値の少ない若手に任せてもらえる可能性があります。

将来の年報を上げるためには、そこでどんなキャリアを積めるのかが一番大切です。今が厳しくても自分の価値を向上させることに集中していれば、収入は後から付いてくるという考えで、中小企業をむしろ「修行の場」としてステップアップの足がかりにするというSEも増えています。

また、ベンチャー企業ならではの旨味があるのも事実です。儲かってる企業であれば若手の多い企業では年収も高めになりますし、その会社が大きくなれば1年で30人程度の社員数だったのが5年で200人を超えた頃には自分の役職も上がってるということもあります。このような点もメリットに挙げられます。

まぁ個人的には中小企業でのSEは若いうちで、30代前には次のキャリアアップを考えたほうが良いのではと感じていますけどね。